機械式時計の優れている点
社会人となって働いて、ある程度安定した給料をもらえるようになると、腕時計が欲しくなるという男の人は多いのではないでしょうか。腕時計は大きく「クォーツ式」と「機械式」の2つに分けられます。見た目はどちらも同じように感じますが、細かい点を見ていくとさまざまな違いがあります。まずクォーツ式と比較すると、資産価値は圧倒的に機械式時計のほうが高いです。機械式時計というのはとても精密にできている一方で、部品さえあれば修理やメンテナンスをしながら何十年、何百年と使い続けることが可能です。そのため、海外では何代にもわたって機械式時計を受け継ぎながら使い続けるといった家庭もあります。またステータスシンボルとしての価値もあるので、自身の魅力をアップさせる要素にもなりえます。
デメリットも理解しよう
いっぽうで機械式時計はクォーツ式と比較するととても精密にできているという事もあって、脆い一面も持っています。特に磁気・振動・衝撃といったものにとても弱いので、取り扱いには十分注意しなければいけません。とはいえクォーツ式の時計も精密機器であることには変わりないので落下などには気を付けなければいけないので、この点はあまり機械式時計特有のデメリットとは言えないでしょう。メーカー側も耐久性については試行錯誤を繰り返しており、ケースを堅牢なものにするなど、対策を打ち出しています。機械式時計特有の機構といえば「ゼンマイ式」である、という事でしょう。機械式時計は電池ではなく、ゼンマイの力によって動いているため、数日に1回はゼンマイを回さないと時計が止まってしまいます。